2024年3⽉に、⼤阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールと東京・サンシャイン劇場にてノサカラボの神津恭介シリーズ第2弾『わが⼀⾼時代の犯罪』の上演が決定した。
「ノサカラボ」は、人気演出家・野坂実を中心に2021年より始動した、世界中にある名作ミステリーを専門に丁寧に舞台化・上演していく長期プロジェクト。
本作『わが⼀⾼時代の犯罪』は、「ノサカラボ」が、2023年8〜9⽉に⾼⽊彬光の推理⼩説・神津恭介シリーズの初の舞台化に挑んだ『呪縛の家』に続く、神津恭介シリーズ第2弾となる。
原作は、明智⼩五郎、⾦⽥⼀耕助と並ぶ「⽇本三⼤名探偵」の一人と称される「神津恭介」が主⼈公のシリーズ作品で、第1弾の『呪縛の家』は東京⼤学医学部法医学教室に所属していた神津恭介の学⽣時代を描いた、1951年に発売された作品『わが⼀⾼時代の犯罪』。今回は表題作『わが⼀⾼時代の犯罪』とその続編ともいえる『輓歌』の2編を舞台化する。
構成・演出は、前作に続いて「ノサカラボ」の主宰者で、海外戯曲から漫画の原作まで幅広いジャンルの舞台を⼿がけ、⾼い評価を得ている野坂実。脚本は、演劇ユニット「Mo’xtra」を主宰し、新国⽴劇場演劇公演『私の⼀ヶ⽉』の脚本を⼿がけるなど活躍中の須⾙英が務める。
主演の頭脳明晰(めいせき)、クールな名探偵の神津恭介役には前作に続き、『⾳楽朗読劇 THE LITTLE MATCH GIRL〜アンデルセン童話「マッチ売りの少⼥」より〜』に出演、『Arcana Shadow』の主演を務めるなど舞台を中⼼に活躍する林⼀敬。さらに義に厚いプレーボーイな⻘野和彦役に関翔⾺、⾼慢な⾃信家で神津のライバル飯沼良太郎役に髙橋曽良、そして使命感に燃える謎多き同級⽣の妻⽊幸⼀郎役に⼩⼭⿓之介などフレッシュな顔ぶれがそろった。
公演詳細は、ノサカラボ 神津恭介シリーズ第2弾『わが⼀⾼時代の犯罪』公式サイトで確認できる。