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東京から芸術文化を発信する「東京芸術祭 2023」が閉幕 約2カ月、19プログラムと関連イベントに4万人以上が参加

東京から芸術文化を発信する「東京芸術祭 2023」が閉幕 約2カ月、19プログラムと関連イベントに4万人以上が参加 画像1
太陽劇団「金夢島 L’ÎLE D’OR KANEMU-JIMA」(撮影:後藤敦司)

 

 東京の芸術文化を通して世界とつながることを目指した都市型の総合芸術祭「東京芸術祭」を主催する東京芸術祭実行委員会(東京都歴史文化財団、東京都)は、2023年9月1日から約2カ月にわたり開催していた「東京芸術祭 2023」が10月29日に閉幕したと発表。全19プログラムと関連イベントを実施し、オンラインプログラムの視聴者数を含む、約4万6725人(暫定)の来場・参加者数だったことを公表した。

 東京芸術祭は2016年から開催し、今年で8年目。今回は「世界を反転させて陽気になる方法」をキャッチコピーとして開催した。

 実行委によると、豊島区池袋エリアを中心に、伝説の演劇集団・太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)の22年ぶり2度目の来日公演「金夢島 L’ÎLE D’OR Kanemu-Jima」をはじめ、木ノ下歌舞伎やロロなどによる国内外で注目を集める演劇やダンス作品を上演。

 東京駅を借景とした今回限りのバージョンでの野外劇 SPAC-静岡県舞台芸術センター「マハーバーラタ ~ナラ王の冒険~」では「道ゆく人々も足を止めて観覧し、都市型の総合芸術祭を目指す『東京芸術祭 2023』のハイライトにふさわしい祝祭劇を繰り広げた」としている。