カルチャー

六本木でキース・ヘリング展 「アートをストリートへ」

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 80年代のアメリカを代表するアーティスト、キース・ヘリングの展覧会「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」(キース・ヘリング展広報事務局・東京)が、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開幕した。

 キース・ヘリング初期の記念碑的シリーズで、現存する点数も少ない「サブウェイ・ドローイング」の7点がまとまって展示されている。「アートはみんなのためにある」というヘリングの信念が反映された貴重な作品7点のうち、日本初公開が5点もある。章ごとに展示空間の雰囲気を変えた演出がなされ、色彩あふれるポップな作品が並ぶ空間から、暗闇にモノクロの作品が浮かび上がる空間まで、展示のほぼ全てが写真撮影OKだ。

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 また、ヘリングは日本好きで有名だが、展示内のスペシャルトピック「キース・ヘリングと日本」では、来日の際に制作した作品や当時の映像を紹介。80年代の原宿でファンと戯れるヘリングの映像など、昭和世代には懐かしいコンテンツもある。

 入館は事前予約制(日時指定券)で、一般、大学生・専門学校生が税込み2200円、中高生同1700円、小学生同700円、未就学児は無料。

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