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「泥濘の食卓」最終話 “深愛”齊藤京子の不倫が衝撃ラスト  「壮絶過ぎる」「深愛には幸せになってほしい」

 日向坂46の齊藤京子が主演するドラマ「泥濘の食卓」(テレビ朝日系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、主人公の捻木深愛(齊藤)が、バイト先のスーパーの店長・那須川夏生(吉沢悠)と不倫の恋に落ち、その家族へと寄生して泥濘(ぬかるみ)へと引きずり込んでいく“パラサイト不倫”ドラマ。

 ついに夏生(吉沢)の存在を捻木美幸(筒井真理子)に白状した深愛は、どんな人か確かめると言う美幸に無理やりスーパーに連れ出される。深愛が恐怖に震える中、那須川を見つけ出した美幸は、大きく年の離れた那須川にがく然。自宅に戻ると「私は許さない」と告げ、深愛を部屋に閉じ込める。

 スーパーでの深愛と美幸のただならぬ様子に心配になった那須川は、深愛にメッセージを送るが既読にならず…。疲れ果てて帰宅した那須川に追い打ちをかけるように、深愛と那須川の不倫を知った妻のふみこ(戸田菜穂)から、息子のハルキ(櫻井海音)を連れて家を出ていくと告げられ、那須川はぼうぜんとする。

 一方、尾崎ちふゆ(原菜乃華)は、学校で担任教師に呼び出され、以前レイプ未遂事件があったハルキとのことを聞かれる。ちふゆは笑顔で大丈夫だと伝えて去っていくが、その直後、実はハルキも担任に呼び出されていて…。

 そんな中、深愛はふみこから「久しぶりに、一緒にご飯を作らない?」というメッセージが送られて来る。深愛は那須川のマンションでふみこと一緒にご飯を作るが、その料理が食卓に並んだとき、那須川、ハルキ、押し掛けて来たちふゆも加わって、戦慄(せんりつ)の「最後の晩餐」が幕を開ける。

 終盤では、暴走するちふゆが包丁を振り回し、ふみこを切りつけ、深愛、ハルキを襲い、かばった夏生が刺されてしまう衝撃の展開に。その後、深愛とハルキは当てもなくバスに乗り込むが、深愛はハルキにバスから降りるように説得する。その後、ハルキをバスから降ろした深愛は一人目を閉じ、苦悶(くもん)の表情を浮かべるのだった。

 放送終了後、SNS上には、「最終回、圧倒されまくりだったし、予想外の展開過ぎた」「深愛にとってのハッピーエンドだとしても切ない終焉(しゅうえん)だった」「壮絶過ぎるラストだった。1人で進むことを決めた深愛ちゃんには、幸せになってほしい」などの感想が投稿された。

 このほか、「主演の齊藤京子さんがとても良かったし、ほかの役者さんもハマり役だった。続編をやってほしい」「登場人物それぞれがヤバくて、共感もできるところもあって面白かった。原菜乃華ちゃんの怪演は素晴らしかった」といったコメントも寄せられた。

「泥濘の食卓」(C)テレビ朝日