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社用車を従業員のマイカーにもできるカーシェアリングサービス スマートバリューが提供開始の「しぇあくる」

社用車を従業員のマイカーにもできるカーシェアリングサービス スマートバリューが「しぇあくる」の提供開始 画像1
スマートバリュー リニューアルした「しぇあくる」

 

 クラウドのプラットフォーム運営などを行うIT企業、スマートバリュー(大阪市)は、社用車を従業員のマイカーに、あるいはマイカーを社用車にカーシェアリングするサービス「しぇあくる」の提供を開始した。

 「しぇあくる」とは、稼働率最大24%程度といわれる社用車を、会社の休日や早朝夜間など従業員がマイカーを使う時間帯に従業員に貸し出すサービス。これまで、維持費を誰が負担するか、事故発生時の責任所在、保険加入の状況把握が難しいことなどが課題だったが、モノのインターネット(IoT)プラットフォームを組み合わせることで、「誰がどんな用途で何時間、何キロ乗ったか」というデータが管理でき、保険も「しぇあくる補償」でカバー可能となるという。

 スマートバリューは「法人と従業員だけでなく、“自治体の公用車をその自治体の住民”“企業間でのカーシェア”などにも適用が可能」としている。

 同サービスは、しぇあくる(名古屋市)が同社のサービス「しぇあくる」を終了させるに伴い、スマートバリューが事業譲渡を受けたもの。スマートバリューは、同社の持つ既存サービス、車両管理システムや、カーシェアリングプラットフォームと連携させ、サービスの価値向上をしていく、としている。