指揮者のオカピをはじめ、演奏するのは全て希少動物という金管五重奏「ズーラシアンブラス」(スーパーキッズ・相模原市)。クラシック音楽における絵本のような役割を担いたいと、2000年に誕生した。2017年1月からスタートし8年目を迎える「ズーラシアンブラスニューイヤーコンサート 笑門来福」を、2024年1月4日(木)東京・1月6日(土)大阪・1月7日(日)名古屋で開催する。
ズーラシアンブラスは、これまでに多数のCD・DVD・楽譜をリリース。「弦うさぎ」(うさぎの弦楽四重奏)、「サキソフォックス」(キツネのサックス四重奏)といった動物の仲間たちによる親子のためのコンサート「音楽の絵本」は、全国各地と海外公演も含め、年間約150を数える。2011年にはオーケストラ「ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団」を結成。子どもたちにクラシック音楽への興味を高めてもらおうと、慣れ親しんだ音楽をより交響的に紡ぐ「シンフォニック童謡」をテーマに展開している。
今回の東京・大阪・名古屋での新年のお祝いは、ズーラシアンブラスと弦うさぎ、クラリキャットのベルガモットが華やかな着物姿で出演し、お正月ならではのプログラムを届ける。2024年の干支・辰にちなんだ「ドラゴンクエスト」「ドラゴンボール」などを演奏する。
毎年「笑門来福」コンサートでの恒例企画が、「大喜利コーナー」と「ストリングスでおみくじ」。大喜利コーナーでは、「去年流行したものといえば?」「お正月の食べ物といえば?」などさまざまなお題に、動物たちが音楽で回答していく。「うまい!」と一同納得の回答から、「そんなのアリ!?」の珍回答まで。オカピ師匠と座布団運びのドールも一緒に盛り上げる。誰が優勝するのかは、観客のリアクション次第! ストリングスでおみくじでは、弦うさぎが演奏する明るく多幸感のある曲から不穏な空気が漂う曲まで、音楽で来場者たちの運勢を占う。良くない運勢が出てしまっても、“インチキ神主”のスマトラトラと巫女ベルガモットによるおはらいもある。
各地で1日2回の公演。開催会場・講演時間等詳細は公式ホームページから。全席指定3500円。各公演とも0~2歳までの子が1階席で大人の膝上で鑑賞する場合に限り、ベビー券(+500円)で鑑賞できる(大人1人につき1枚のみ)。3歳以上は通常のチケットが必要。ベビー券にも座席が1席ついているので、荷物置きなどに活用できる。チケットは、スーパーキッズチケットセンター、ローソンチケット(Lコード:東京34396、大阪52732、名古屋43508)などで購入できる。売り切れ必至の人気コンサートなので、お求めはお早めに。