毎年楽しみな年賀状──だが、ネットの進展によってハガキではなくメールで年賀状を送る人が増えているだけではなく、年賀状そのものをヤメてしまう人も少なくないようだ。そんな中、フタバ(名古屋市)は、もらった年賀状の保管に関するアンケート調査を実施。調査は昨年12月4日に行い、10〜60代以上の男女200人が回答した。
まず、年賀状を残すかどうかについて、200人のうち残す人は89人、残す割合が多いが42人、捨てる割合が多いが42人、捨てているが27人と、年賀状を残す人の方が多数派となっている。
では、残す期間について聞くと、保管期間が10年以上と答えた人が60人で最も多く、5年以上~10年未満の25人を合わせると85人と半数近くの人が5年以上の長期間保管している。ただ、2番目に多かったのが1~2年未満で、翌年に出す時の忘備録のようになっている人も少なくない。
一方、もらった年賀状の枚数を聞くと、10枚以下が最も多く、年賀状離れが進んでいることを示すような結果となった。