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ヤマトが80億円ファンド設立 国内外スタートアップに投資

「投資領域のイメージ」

 

 ヤマトホールディングス(東京都中央区)は、独立系ベンチャーキャピタル大手のグローバル・ブレイン(東京都渋谷区)と共同で、革新的なビジネスに投資する運用総額80億円の「クロネコ・イノベーション・ファンド2号」をこのほど設立した。

 物流や供給網の変革を起こせる革新的な技術・ビジネスモデルを持ち、ヤマトグループとの協業が見込めるスタートアップ企業に投資する。運用期間は10年。投資対象地域は日本や北米、欧州、アジアなどを想定している。

 ヤマトホールディングスは2020年4月にグローバル・ブレインと共同で、物流の成長モデル創出事業などに投資する「クロネコ・イノベーション・ファンド」を設立。日本や米国、中国など国内外のスタートアップ14社に投資している。