おでかけ

温泉で宵涼み 奥湯河原で深緑の季節を堪能する

 梅雨はなかなか旅の計画が立てにくい。でも、温泉なら一日部屋でのんびりしていられるから、天候にはあまり左右されないで済む。神奈川県の奥湯河原の温泉宿、「海石榴(つばき)」(野口観光マネジメント・北海道登別市)では、夏の献立を色鮮やかな夏の味覚が満載のものに一新。「奥湯河原で宵涼み」という題目が付けられた夏の献立を味わえる。

 奥湯河原の山々が新緑から深緑へと移り変わるこの季節。「宵涼み」というのは、夕涼みより遅い時間帯の納涼時間のこと。夏の夕暮れや天空を覆う青紅葉、木々をすり抜ける風の音などの納涼を、旬の食材や器で表現した食事だ。サザエの辛子みそのせやアユの塩焼き、スズキと彩り野菜のみぞれあんかけ、自家製デザートまでのんびり堪能できる。

海石榴 つばき