近年は親戚付き合いが希薄化しているといわれているようだが、実際にはどんな感じなのだろうか? AlbaLink(東京)が運営する「高く売る不動産」は、全国の男女500人(女性368人/男性132人)を対象に「親戚付き合いに関する意識調査」を実施した。インターネット調査は7月5日~6日の期間に行った。
最初に、親戚付き合いをしているか聞いたところ、「している」「まあしている」と答えた人は合わせて46.8%で半数に満たなかった。核家族化や少子化により、親戚付き合いが希薄になっているといわれているが、それを象徴するような回答となった。
親戚と会う時を聞くと、「冠婚葬祭のみ」と答えた人が一番多く、33.4%と3人に1人だった。「帰省時のみ」「冠婚葬祭とお正月・お盆くらいしか会わない」がそれに続き、その割合はそれぞれ27.6%、17.0%。親戚と会う頻度は全体的に低めといえそうだ。
一方、親戚付き合いが必要だと思う人は「とても必要」「まあ必要」を合計すると63.4%となるなど、親戚付き合いが大切だと考えている人は少なくない。親戚付き合いは必要と思いながらに、実際にはできていない人が結構いるようだ。「親戚付き合いが好き」な人は「好き」「まあ好き」と答えた人が合計で41.0%となった。親戚付き合いが好きな理由1位は単純に「会うと楽しい」(76人)だった。