夏休み、子どもたちの探求力とつくる力を刺激するワークショップが、東京ミッドタウンで8月10、11日に開催される。「描いて動かす!紙の歯車カードを作ろう!」(多摩美術大学・東京)だ。自由に組み合わせた歯車から生まれる動きを通じて、楽しみながらデザインと機械の原理に触れる創作体験ができる。
ものづくりの基本システムの一つとして、車のエンジンや時計といった身近な機械に使われている歯車。ワークショップでは、その歯車のシステムを生かした動くカードを組み立てて、それぞれの視点からオリジナルのデザインを施す。実際に触って動かすことで歯車の仕組みを体感できる大きなモニュメントや、歯車の機構を応用して制作された作品の数々も展示される。
企画をサポートするのは、多摩美術大学プロダクトデザイン専攻の有志学生。プログラム内容から空間やキービジュアルのデザインなど、今回のイベントに関するあらゆる制作を手掛け、当日は先生として子どもたちをリードしてくれる。
会場は東京ミッドタウンアトリウム(ガレリアB1)。開催時間は13時開始から16時30分開始まで、30分おきに1日8回実施。各回の所要時間は20分~30分、各回25人程度まで参加できる。当日は混雑が予想されるため、会場で12時30分から整理券を配布する。参加無料。