日本フードコーディネーター協会(東京都中央区)は、「2024年度フードコーディネーター3級資格認定試験」の受験申し込みを8月21日正午~10月23日午後11時59分、インターネットで受け付ける。
同試験は21年からCBT方式(工程全てをコンピューター上で行う試験)を導入したことで、試験会場や試験期間を大幅に増やすことができた。
試験の実施期間は11月1~14日。択一式100問、試験時間は120分。受験料は一般1万2000円、会員は7000円。
3級試験対策講座(オンライン)と試験をセットで申し込むこともできる。講座は7年ぶりに改訂した「新・フードコーディネーター教本2024」(定価2200円)をもとに実施するため、事前の購入を呼びかけている。受験・受講料は一般2万8000円、会員2万3000円。
フードコーディネーターの試験は、1994年に同協会が設立した資格制度で、1~3級がある。試験は、文化、科学、デザイン・アート、経済・経営の4科目で構成され、食に関する幅広い知識を習得することができる、としている。有資格者の多くは食の開発や演出、運営などの分野に携わっているという。これまでの3級合格者は8万700人。
同協会は法人会員数20社、個人会員数約700人。会員は入会金・年会費を納め、会報誌を受け取っている人をいう。