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警備や施設管理の効率化目指す ホーチキとアジラが業務提携

 

 ホーチキ(東京都品川区)は、アジラ(東京都町田市)と業務提携を結んだ、と発表した。火災報知器メーカーのホーチキは、商業施設やオフィスビルなどの入退室管理システムやセキュリティー機器の開発・販売も手がけている。アジラは独自に開発した「行動認識AI(人工知能)を使ったAI警備システムを展開している。

 両社の技術を連携させることで、警備員不足が深刻な警備業界で、警備業務や施設管理業務の大幅な効率化と警備コストの削減、セキュリティー強化を目指す、としている。ホーチキの星野広一執行役員は「提携を通じて、今後も社会背景を十分に考慮しつつ、より高度なセキュリティーソリューションを提供し続ける」とコメント。アジラの尾上剛代表取締役最高経営責任者(CEO)兼最高執行責任者(COO)は「アジラのミッションである『あらゆる空間価値を高める社会インフラとなる』ことへの歩みを進めていく」と話した。