犯罪の温床になってその使い方に注意喚起がなされているSNSだが、多くの人にとっては他人の投稿を読んで楽しんだり、単に連絡手段として使ったりというシンプルなツール。SNSの利用に関する調査(マイボイスコム・東京)によると、SNS登録者のうち、毎日利用している人は8割で、6割が「他人の投稿を読む」、4割が「メッセージやチャット、DM等を送信・受信」という使い方だ。
11月1~7日に実施した調査で、9186人が回答した。現在SNSに登録している人は71.8%。若年層ほど比率が高く、10~20代では9割弱、30~60代では各70%台、70代では6割弱。SNSを利用するのは「自宅でくつろいでいるとき」(6割弱)が多い。よく利用しているSNSは上位から順にLINE(57.6%)、X(20%)、Instagram(9.9%)、Facebook(7.7%)。SNSは「人との連絡や情報収集ツール。誤った情報が流れていたりするが最新のニュースや情報を得るのに便利」(男性29歳)、「あまり真剣に感情移入せず、ちょっとした情報を得るための便利ツール」(男性42歳)、「電話の代わり。時々、世間で起きている情報の確認」(男性58歳)など、気軽に使える連絡、情報ツールといった位置づけのようだ。