物価高を感じているのは、社会人も高校生も同じ。果たして高校生はバイトの時給に関して満足しているのだろうか? スタディプラス(東京)は、2024年11月25日から12月1日にかけて学習管理アプリ「Studyplus」上で全国の高校生・大学生1592人を対象に「バイトに関するアンケート」を実施した。
内訳は、高校1年生379人、高校2年生454人、高校3年生563人、大学1年生105人、大学2年生34人、大学3年生20人、大学4年生30人、その他7人。
まず、物価高におけるバイト代に関して「少なすぎると思う」と回答した人は49.0%、「適切だと思う」と回答した人は50.0%と、ちょうど半々となった。高校生の時給は大学生や一般に比べて安めが相場だが、満足度は半分といったところか。一方、アルバイトを始めた理由の一つに「物価高の影響」があったかとの質問に対して、高校生の7割、大学生の8割は「ない」と回答していた。
また、スキマバイトに関して、知っているかその上で働いたことがあるか聞いたところ「スキマバイトを知っていて働いたことがある」と回答した人は3.6%、「知っているが働いたことはない」と回答した人は68.8%、「知らない」と回答した人は27.6%。この世代にとって、スキマバイトは一般的ではないようだ。
スキマバイトで働いたことがあるという人にサービス名を聞くと、1位は「タイミー」で52.6%が利用。次いで「シェアフル」(19.3%)、「ネクストレベル」(10.5%)という結果だった。