
新婚のラブラブ期間が過ぎ、結婚して何年も経過すると寝室は別──という夫婦が少なくないのではないだろうか? MEMOCO(東京)はゼロリノベと合同でこのほど、同居している夫婦の男女1348人(男性361人、女性987人)を対象に、「同居している夫婦を対象にしたライフスタイルに関する実態」についてのアンケート調査を実施した。調査期間は、2月16日〜3月31日。
それによると、「夫婦の寝室は分けている?」との質問に「分けている」と答えたのは約48%、「分けていない」と答えたのは約52%で、別室、同室がほぼ半数となった。
夫婦の寝室を「分けている」と回答した人の理由をみると圧倒的に目立った回答は、「自身のいびきがうるさいから」(男性 30代)で、なるほどと思わせた。このほか、「気配を感じると寝れないタイプのため」(男性 30代)、「生活スタイルが全く違うから、お互いの邪魔にならないように」(女性 50代)などさまざま。中には「冷暖房の希望温度が違うから」(女性 60代以上)といった答えもあった。
夫婦の寝室を分けたいかどうかとの質問では、「分けたい」が約35%、「どちらかといえば分けたい」が約25%に。「どちらかといえば分けたくない」は約23%、「分けたくない」が約17%で、分けたい人が多数派となっている。
ここでも「夫のいびきがうるさいから」(女性 30代)が目立つなど、お互いに安眠を得たいと思っている人が多い。一方、分けたくない人の理由では「一緒の寝室の方が、良い夫婦関係を築けると思う」(女性 60代以上)、「コミュニケーションがとりやすいから」(男性 30代)など気持ち的な回答が目立つほか、「地震などがあった際に怖いから」(女性 50代)、「子どもの教育上、仲の良い親を示すことになると思うから」(男性 50代)といった答えも。中には「エアコンを2つもかけるのはもったいない」(男性 40代)との回答もあった。
