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横浜市で8月に「TICAD9」催事開催  日本・アフリカのビジネス交流が目的、参加登録を開始

2019年に開催された、TICAD7でのパネルディスカッションの様子

 日本貿易振興機構(ジェトロ、東京都港区)は、アフリカの開発をテーマとする国際会議「第9回アフリカ開発会議(TICAD9)」の関連イベントとして横浜市のパシフィコ横浜で8月20~22日に開く「TICAD Business Expo & Conference」の参加登録の受け付けを開始した。 

 このイベントは日本とアフリカ間のビジネス交流を多角的に促進することを目的にジェトロとアフリカビジネス協議会が開催。「Japan Fair」「Africa Lounge」「イベントステージ」「テーマ展示」の四つのエリアを設ける。 

 Japan Fairは日本企業195社・団体が参加し、アフリカの社会課題に応えるものを中心にアフリカ市場向けの最新の製品・サービスなどを紹介。Africa Loungeは約40カ国のアフリカの政府機関が、各国の投資環境やビジネスチャンスに関する情報を提供する。 

 イベントステージは計68本のプログラムを用意。急速に変化するアフリカ市場の最前を探るプログラムなどを展開する。そのほか、アフリカ財界のキーパーソンを迎えたパネルディスカッションやイノベーション、ポップカルチャー、水素・再生可能エネルギー、宇宙をテーマとしたプログラムも実施する。 

 テーマ展示はイノベーションとポップカルチャーに焦点を当て、日本企業が社会課題を経済成長の原動力に変える先進技術・アイデアなどを紹介する。 

 登録方法など参加登録の詳細は公式ウェブサイトに掲載している。