カルチャー

食虫植物の不思議な世界にビックリ! 神代植物公園の夏休み特別企画「食虫植物展」

 

 きれいな花を咲かせる植物を眺めるのとはまた違った意味で、食虫植物は眺めがいがある。風に揺られるのではなく、自ら“意志的”に動いて昆虫を捉える姿は、植物の静的イメージを覆す瞬間だ。東京・調布市の神代植物公園(東京都公園協会)では、夏の人気企画「食虫植物展」を7月29日(火)~8月11日(月・祝)に開催する。時間は9時30分~16時30分(神代植物公園の最終入園は16時まで)。入場無料(別途入園料が必要)。

 ウツボカズラやハエトリグサなど、虫を捕らえる食虫植物が世界から集合。食虫植物は世界の寒冷地から熱帯に広く分布しているが、今回の展示では、南米ギアナ高地のヘリアンフォラや東南アジアの高地性ウツボカズラなど、涼しい環境で育つ食虫植物も多数展示される。また、捕虫方法の観察コーナー、記念撮影ができる食虫植物の顔出しパネルのフォトスポットも楽しめる。会期中は、食虫植物の即売会も行われる。冷房の効いた室内で食虫植物の不思議な世界を堪能できる。