スポーツ

サッカーイベントの「YANAGIMAN杯」 親子68組が参加し、元日本代表選手と交流

 

 

 親子参加サッカーイベント「YANAGIMAN杯」が、9月23日(火・祝)に埼玉県さいたま市の「FUTSAL POINT 浦和たじま」で開催された。東京都内で鍼灸整体院や整体スクールなどを展開する「プレキュラ」(東京都武蔵野市)の金森慈治社長が、「子どもの経験格差をなくしたい」と、チェアマンとしてイベントを指揮。親子68組が参加し、元サッカー日本代表のハーフナー・マイクさんと李忠成さんも特別ゲストで参加した。

李さんは「サッカーを通じて親子の絆が深まったと思う」と語った

 

 この日は通常のサッカーとは異なるルールで試合を実施。親子で手をつなぎながらプレーしたり、フィールド上のボールが二個になったりする特殊ルールに、マイクさんは「やりづらさもあったけれど、楽しい部分のほうが圧倒的だった。親子でプレーできて、子どものメモリーにも刻まれていい思い出になったのではないか」と話した。

子どもたちを指導するマイクさん(中央)

 

 杉並区から参加した浅井壮さん・陸くん(6歳)親子。壮さんは、陸君がサッカーに興味を持ってくれたらうれしいと、このイベントへの参加を決めたという。陸さんは「シュートも決めることができて楽しかった」とイベントを振り返った。

親子で手をつないでプレー

 

 チーム「FCユニコーン東京ベイエリア」をGMとして指揮したフォレストリンクス(東京)代表の林龍雄さんは「小さいころに代表選手二人の本物の技術と触れ合うことは素晴らしい。頑張ろうと思える原動力になれたらと思って、イベントに携わることを決めた」という。また、そのスポンサーとして太陽光発電やリフォームサービス事業を行うアミカブルサービス(茨城県阿見町)が参入した。代表の高野浩さんは「林さんに誘ってもらって、今回初めてスポンサーになった。子どもたちも笑顔でプレーしていて、保護者の方も楽しんでいてよかった」と話した。

チームを見守る林さん。チームのTシャツには二社の社名が入っている

 

 金森チェアマンは「今回普通のサッカールールとは違うので、誰にとっても新しい経験になったと思う。また、元日本代表の二人と一緒にプレーしたり写真撮って触れ合ったりすることは一生の思い出になるのではないか。世界基準の人たちと小さいときに触れ合うことでその子の基準値を変えることになる。ちょっとした手助けができた」と今回のイベントを振り返った。