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「国産食肉が食卓に届くために」~畜産の今 価格を考える~ 国産食肉シンポジウム2025を東京で開催、ライブ配信も

 家で調理する肉は国産にこだわっている、という人も少なくないのではないだろうか。しかし、それがいつまでも普通にできるという確証はない。世界的な食料需要の急増、気候変動、世界の政治経済情勢等による食料価格の高騰や輸入の不安定化――。食肉をはじめとする食料の供給リスクが増大している。飼料価格の高騰等により、日本の畜産経営も厳しい状況にある。そのような中、「国産食肉シンポジウム2025」(公益財団法人 日本食肉消費総合センター・東京)が11月16日(日)に、東京国際フォーラム ホールD5(東京都千代田区)で開催される。

 開催時間は13時30分~16時(開場13時)。対面(リアル)参加希望者100人を、無料招待する。また、オンラインでのライブ配信も実施する。応募締め切りは、対面が10月29日(水)24時、オンラインが11月13日(木)24時。参加希望者はシンポジウムのホームページにアクセスし、専用応募フォームから応募する。

 基調講演は、中村学園大学栄養科学部教授・九州大学名誉教授の福田晋氏による「持続可能な食肉供給システムを目指して」。ゲストパネリストの女優・タレントの田中律子さんが、“健康”を大切にしたライフスタイルを発信する立場から国産食肉について話す。その他有識者を迎え、パネルディスカッションを行う。また、対面での来場者・オンラインでの視聴者でアンケートに回答した人の中から抽選で20人に、「能登牛(牛肉1万円相当)」をプレゼントする。