帝国ホテル東京は、11月3日(月)から客室カードキーをプラスチック素材から植物性レザー調素材に変更する。この日は開業記念日で、開業135周年企画の一環。
”日本の迎賓館”を自認する帝国ホテルは、初代会長・渋沢栄一氏の「社会の要請に応え、貢献する」という信念を受け継ぎ、さまざまなSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを行っている。東京のほか大阪、上高地の3事業所全てで、SDGsを実践する宿泊施設を認定する「Sakura Quality An ESG Practice(サクラクオリティーグリーン)」認証制度の最高評価「5御衣黄(ぎょういこう)ザクラ」を得ている。
帝国ホテル東京では、2022年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法」にのっとってプラスチック使用量削減に取り組み、客室アメニティーの主なアメニティーを竹製、木製、バイオマス素材へ切り替えることで従来品に比べプラスチック使用量を約9割削減した。ほかにも、客室に設置している飲料水をペットボトルから紙製容器に、レストランで提供するストローをバイオマス素材にするなど12品目で代替素材に順次切り替えている。
客室カードキーの素材変更は、こうした取り組みの一つで、まずスイートと特別階である本館インペリアルフロアの客室に先行導入し、順次レギュラーフロアの客室へ拡大する予定。記念日にスイートを予約すると、スタッフがカードキーに宿泊日などを刻印し、記念に持ち帰れるサービスも導入する。いまや、ホテル選びでもSDGsに貢献できる時代である。
 
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