魚は、たんぱく質・鉄・DHAなどを含み、成長期に大切な栄養補給源とされる。しかし子育て家庭にとっては、「骨取りや下処理の手間」「調理の難しさ」「生ゴミの匂い」などから、食卓に習慣的に出しづらい食材でもある。「魚は大切だし食べさせたい。でも続けられない」——このジレンマを解決してくれそうな乳幼児食が誕生した。
赤ちゃんからの食育をサポートするブランド「the kindest(カインデスト)」を展開するMiL(東京)は、国産魚を使用した新シリーズ「おさかなほぐほぐ」「魚のまんま」の2種7商品を、このほど全国で発売した。
両シリーズは、乳幼児期の「食材との出合い」と「将来の食習慣」、「サステナブルな選択」に着目し、離乳期からの切れ目のない魚体験をテーマに開発。家庭の調理負担を大幅に軽減しながら、子育て家族が安心して魚に親しめる工夫をつめこんだラインアップとなっている。
「おさかなほぐほぐ」は、小さい子が食べやすいほぐし具合と、魚本来の食感や風味のバランスを追求。塩ぬき、油抜きいらずなので離乳食にも便利。「焼津水揚げのまぐろ」(50g・税込み376円)と「北海道産の秋鮭」(40g・同538円)の2種があり、対象月齢は9カ月から。
「魚のまんま」は、「骨取り不要」「手間なし」「子どもに合わせた味付け」という三拍子で、“主菜としてちゃんと魚が続く日常”をサポートする商品。ごろっとした切り身は家庭で作ったような見た目で、たっぷり入ったシェフこだわりのソースと魚のおいしさを丸ごと味わえる満足感のある一品。シリーズを通して、ごはん(80g)と一緒に食べた場合、1食分のたんぱく質と、鉄カルシウムもたっぷり摂取できる。対象月齢は2歳から。「北海道産秋鮭のちゃんちゃん焼き」「国産さばの味噌煮」「国産かつおのトマト煮」「国産ぶりの照り焼き」「北海道産秋鮭のきのこクリーム煮」の5種があり、各538円(100g・税込み)。「the kindest」公式オンラインショップでは5種セットも発売中。










