大学の誇りを胸に剣道の団体日本一を争う大会が、11月に開催される。8日(土)・9日(日)には、女子学生剣道の団体日本一決定戦「第44回全日本女子学生剣道優勝大会」が愛知・春日井市総合体育館で、16日(日)には「第73回全日本学生剣道優勝大会」が大阪・Asueアリーナ大阪で開催される。
毎日新聞社(東京)は、両大会をニュースサイト「毎日新聞デジタル」内のポータルサイトで無料ライブ配信。大会終了後には、1回戦から決勝まですべての試合のアーカイブ映像を無料で公開する。
大会は女子が5人戦、男子が7人戦でいずれもトーナメント方式。北海道、東北、北信越、関東、東海、関西、中四国、九州の全国8地区から女子が56校、男子64校がひのき舞台を踏む。
女子は、前回、強豪が居並ぶ関東勢を次々と倒し、女王の座に駆け上がった福岡大が連覇を目指す。昨年準優勝の筑波大は、今年も関東女子を制し、優勝候補の一角を占める。7月の全日本女子学生剣道選手権大会の覇者、村田結依選手擁する中央大、関東準Vの明治大、福岡大を降して九州女王に就いた鹿屋体育大なども頂点をうかがっている。前回に続き、2日間の開催が各校の戦略にどう影響するかも注目だ。
男子は、昨年久々の優勝に歓喜した国士舘大が、大学としては2007年・2008年以来通算3回目となる連覇に挑む。関東男子で6連覇(2020年の中止を挟む)の偉業を達成した筑波大、過去15回の優勝を誇り大舞台で強さを発揮する中央大、2023年に日本一を経験した選手らが残る法政大などにも注目が集まる。前回準優勝だった九州の雄・鹿屋体育大も日本一奪還に照準を合わせている。
特設サイトでは、ライブ配信以外にも、出場校や組み合わせ、各出場校の選手名鑑など大会情報が充実。大会当日は、勝敗の結果も随時速報する。大会終了後には、1回戦から決勝戦まで、すべての試合をまるごと振り返ることができるアーカイブ映像も無料配信。アーカイブ映像は2021年以降のすべての試合が楽しめる。
剣史にその名を刻む剣士たちにも、両大会の出場経験者は多く、チームの一員として喜びや悔しさを分かち合ってきた。一太刀に青春を懸ける学生剣士たちの真剣勝負をお見逃しなく。










