福井県は明治大学と連携し、大河ドラマを切り口に越前和紙や福井の歴史・文化を発信する特別講座「蔦屋重三郎の仕事と和紙の世界」を、11月15日(土)に東京・千代田区の明治大学駿河台キャンパス アカデミーホールで開催する。大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で出版や浮世絵がテーマとなっていることや、越前和紙(鳥の子紙)がユネスコ無形文化遺産追加登録に向けて取り組んでいることなどから、専門家や和紙職人らによるトークセッションを行い、ドラマや和紙の魅力に迫る。参加者には越前和紙のメモパッドのプレゼントもある。
福井県・明治大学連携講座は、明治大学の創立者の一人・矢代操氏が鯖江藩出身であることから、2007年度から毎年、歴史や大河ドラマと福井のゆかり等をテーマに開催されている。
今回は2部構成で、1部は「蔦屋重三郎の仕事」をテーマに、「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」制作統括の藤並英樹氏と、中央大学教授で「べらぼう」の版元考証を担当する鈴木俊幸氏が講演。聞き手は福井県地域おこし協力隊・歴史観光推進マネージャー加治まや氏。2部では、2氏に越前和紙職人らを交えてトークセッションを行う。
事前申込制で、誰でも無料で受講できる。講座の詳細・申し込みについては明治大学リバティアカデミーのホームページに掲載している。申込締め切りは11月14日(金)10時。










