おすしは好きだし、魚へんの漢字クイズは得意だけれど、ネタの理解は案外ハードルが高い。世界を魅了する“SUSHI”の聖地、東京の豊洲市場から、旬・味・産地を徹底解説した『豊洲市場発 江戸前すし手帖』(福地享子著、世界文化社、税込み1650円)が11月13日(木)に発売される。
すし店でも旅先でも頼れる“すし通必携”のポケット手帳。思わず手を伸ばしたくなる握り1貫の写真に、旬や主な産地、魚姿や英名などのデータを収録。すし職人が今注目する魚や、極上ブランド産地のおいしさの理由をひもとき、「どこの魚がなぜうまいか」が一目で分かる。
また、江戸時代の握りずし誕生前夜から現代までを通観する、巻末の「江戸前すしアーカイブス」は、本書のもう一つの読みどころ。豊富な浮世絵や歴史資料を眺めながら、1貫の背景にある文化と、時代の味覚を感じ取れる。
発売前に、本書を一部公開した「ネットギャリー」で試し読みした読者からは、「写真を見ていると思わずよだれがたれそうになる」「江戸前すしの原点となる浮世絵を見れば、歴史がよく分かる。豊洲市場の最新事情も興味深い」などの感想が寄せられているという。










