カルチャー

世界各国で翻訳された日本の小説20冊を改めて味わう 講談社のフェアが12月に開催

 日本を訪れる海外からの観光客の多さを見ているだけで実感できる、日本の人気。それは文学の世界でも静かに広がり続けている。世界各国で翻訳・愛読されている講談社文庫作品20冊を集めた「よむーくの読書旅行 世界で話題の講談社文庫」フェア(講談社)が、12月上旬からスタートする。

 多和田葉子さんの『献灯使』が全米図書賞翻訳文学部門受賞、川上弘美さん『大きな鳥にさらわれないよう』が国際ブッカー賞の候補になったほか、中国で1721万部を突破した『窓ぎわのトットちゃん』、英語版100万部突破の『旅猫リポート』など、海外でも愛される作品は多い。フェアではその中から20冊を集め、講談社文庫の人気キャラクター「よむーく」のフェア帯をつけた。

このフェア帯のかかった文庫本を買うと、書店店頭で特製「よむーくクリアブックカバー」が一枚もらえる(なくなり次第終了)。また、抽選で合計120人に、日本では入手しにくい外国語版書籍や、講談社文庫の人気キャラクター「よむーく」をあしらったふわふわブランケット、よむーくのかわいいアクリルスタンドなど、さまざまなプレゼントが用意されている。