昨今の中東情勢の変化や国際線の運航状況を受け、海外旅行先選びの基準に変化が生まれているようだ。世界120カ国以上の現地旅行会社と提携し、オーダーメードの海外旅行を提供するOooh(ウー、東京)は、2026年7〜9月出発の予約データをもとに「人気渡航先ランキング」を発表した。その結果、1位にウズベキスタン、2位にペルー、3位にモンゴルがランクインし、全体として安全性やアクセス面を意識しつつ、その時期ならではの自然や文化体験を重視する傾向が顕著となった。
1位に輝いたウズベキスタンは、サマルカンドやブハラなどシルクロードの歴史都市を巡る異文化体験が魅力の国。夏場はホテルの価格などが比較的落ち着くため、コストパフォーマンスよく非日常を楽しめる旅先として人気を集めた。暑い時期ではあるものの、朝夕を中心に観光を組み立てることで快適に過ごせる点も支持されている。2位のペルーは乾季にあたる7〜9月がマチュピチュ観光のベストシーズンであり、澄んだ空気の中で遺跡やアンデスの絶景を満喫できることから高い人気を維持した。3位のモンゴルも草原が青々と広がる夏がベストシーズンで、乗馬やゲル滞在といった大自然を満喫する旅への注目が高まっている。4位以降には、サファリに最適なシーズンを迎えるケニアやタンザニア、ウズベキスタンとの周遊で訪れる人が多いタジキスタン、道路状況が安定するマダガスカルなどが名を連ねた。
こうした人気国に向けて、同社は現地での深い体験を叶えるモデルプランを提案している。ウズベキスタンとタジキスタンを巡る8日間の周遊プランでは、高速列車などを活用して効率的に移動しながら、民族舞踊ディナーや家庭料理のマスタークラスといった現地文化を五感で楽しめる機会を提供。また、ペルーの9日間プランでは、日本語ガイド付きのマチュピチュ観光に加え、アマゾンの熱帯雨林で野生動物に出会う冒険要素を盛り込んでいる。モンゴルの5日間プランでは、ラクダ乗りや遊牧民訪問、ゲル宿泊などを通して、都市では味わえない圧倒的な非日常を体験できる。










