動物園にいてほしい動物は？小動物と触れ合ってみたい？ 「動物園に関する調査」

　

　動物たちの姿を見て癒やされるのが動物園。パンダなどの人気の動物がいなくても、小動物と触れ合うことができる動物園も人気なのだという。クロス・マーケティング（東京）が全国20歳～69歳の男女1100人を対象に実施した「動物園に関する調査（2024年）」によると、動物園にいてほしいのは百獣の王ライオンで、55.2％のトップだった。調査期間は5月31日～6月2日。

　このほか、「パンダ」「キリン」「ゾウ」が半数以上となり、ほとんどの項目で女性が男性より高くなっている。定番の動物が上位を占めているが、動物園で参加したい・見たいイベントで「うさぎ、モルモットなどの小動物とふれあう」（28.5%）がトップになるなど、人々が動物園に求めるものは人気の大型動物ばかりではないようだ。

　一方、直近1年以内に動物園に行った人は全体で16.7％となり、小さな子どもが家庭にいるためか30代が24.1％で最も高い。動物園に対して思うことの1位は「久しぶりに動物をみると心がなごむ」（29.4%）で、「赤ちゃん動物がうまれたら見に行きたくなる」（27.5%）が続いた。好きな動物園・行ってみたい動物園を聞いてみると、「上野動物園」(東京)、「旭山動物園」(北海道旭川市)に人気が高かった。