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保護犬と人間の幸せな共生を描く『吾輩は保護犬である』、沖縄で上映 女子少年院の少女と保護犬の交流も

 保護犬と人間とのポジティブな関係、その強い絆から生まれる感動のストーリーを描く映画『吾輩は保護犬である』が、7月20日(土) に沖縄県那覇市の桜坂劇場で上映される。動物愛護団体である一般社団法人「保護犬のわんこ」が製作。監督・撮影は巽祐一郎氏。

 愛犬家の俳優・火野正平氏が演じる主人公“吾輩”の声が“水先案内犬”。保護犬と人間たちの幸せな共生に向けて考える、笑いあり、涙あり、学びあり、感動あり、すべての犬好きに贈る珠玉のエンターテインメントムービーだ。

 さまざまな理由で飼い主が飼い続けることができなくなり、里親が現れてくれることを待っている保護犬。その運命は多難で、犬たちを手放した人間たちに非難が向かいがちだ。しかし、同映画は、保護犬が直面する現実と、彼らを支援する人々の努力と温かさを、前向きで未来志向の視点で描いている。保護犬について悲壮感に満ちた表現や描写で同情を誘うのではなく、より多くの人が保護犬の存在を知り、意識や価値観を変えていってもらうことを目指している。

 沖縄県糸満市の沖縄女子学園(女子少年院)での様子も取材。少女が保護犬と向き合い、絆を深めていく中で、自分を見つめ直していく様子も描かれている。

 NPO法人ワンズパートナーの会(那覇市)・NPO法人おきにゃあわんネットワーク (那覇市)ほか、沖縄県内の多数の愛護団体の協力で、県内上映が実現することになった。

 入場料1000円。7月20日(土)に2回上映する。上映前の舞台挨拶と、上映後に監督による撮影裏話や質問タイムを含むトークショーを予定している。1回目は上映15時30分~17時30分、トークショー17時30分~18時。2回目は上映18時20分~20時20分、トークショー20時20分~20時50分。