子どもたちの夏休みが始まり、いよいよ夏の観光シーズンも本格化。そうした中、LINEヤフー(東京)が運営するLINEリサーチでは、全国の10〜60代の男女5259人を対象に、一番好きな遊園地・テーマパークとその理由について調査を行った。調査期間は5月31日~6月4日。
それによると、一番好きな遊園地・テーマパークの全国1位となったのは「東京ディズニーランド」で割合は26.2%だった。2位と3位は14%台の僅差で、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、「東京ディズニーシー」。エリア別にみると、全国1位の「東京ディズニーランド」は35%と関東で割合が高い一方、近畿、中国、四国では、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」がいずれも2割台で1位にランクイン。東のディズニー、西のUSJと、この2つがテーマパークの東西横綱のようになっている。
地域別に見ると、それぞれに違いがあって面白い。北海道では「ルスツリゾート遊園地」が2位に、東北では「八木山ベニーランド」が3位にランクイン。中国や四国では、「ブラジリアンパーク 鷲羽山(わしゅうざん)ハイランド」が、ほかのエリアと比べて高めの割合で5位に。さらに四国では「NEWレオマワールド」が3位にランクインしている。また、九州・沖縄では、「ハウステンボス」と「グリーンランド」が5位以内に入り、1位から4位まではいずれも15%前後で拮抗している。このほかの特徴としては「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」は、男性よりも女性の割合が高めで、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」は、年代が若くなるほど割合が高くなる傾向があった。