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「ひこにゃん」がメタバースイベントに登場 日本文化紹介の仮想空間に彦根城や「いいのすけ」も

「ひこにゃん」がメタバースイベントに登場 日本文化紹介の仮想空間に彦根城や「いいのすけ」も 画像1
彦根市キャラクター「ひこにゃん」

 滋賀県彦根市は、名所・彦根城や同市キャラクター「ひこにゃん」「いいのすけ」がインターネット上の仮想空間メタバースのイベントに登場するとして紹介している。

 登場するのは、凸版印刷が主催する日本文化や魅力を国内外に伝えるメタバースイベント「Virtual Remix Japan(バーチャルリミックスジャパン)」。その中に「彦根城エリア」と「メイン城下町エリア」を設定し、参加者がアバター(分身)となって見学する際に、「ひこにゃん」と「いいのすけ」が現れるという。

 彦根市によると、「彦根城エリア」は現存する城域を高精細撮影したデータや史料を基に、凸版印刷の仮想現実(VR)技術を用いて再現。「メイン城下町エリア」は、彦根城と現代の街を融合した幻想的な城下町を構築した空間で「参加者はアバターとして自由に歩くことができる」と説明している。

 両エリアには、メタバース向けアプリ「VRCHAT」にログインして、2023年9月18日まで無料でアクセスすることができる。

 「いいのすけ」は、「ひこにゃん」に続く彦根市公式キャラクターとして誕生した「忍者の末裔(まつえい)」で、彦根市エンタテインメント課は「ひこにゃん、いいのすけがメタバースに登場するのは初めて」としている。