芸術家の作品だから、「絵がうまい」という領域は当然超えているわけだが、それにしても「写真のような」という形容がぴったりのデッサンが並ぶ。東京藝術大学デザイン科出身の浅原聡さん・センザキリョウスケさん・山本直さんの3人のデッサングループの展示会「DessinLABO展」が、10月7日(土)~20日(金)まで、「日本橋N11ギャラリー」(POP ROCK・東京)で開催される。
2014年からX(旧Twitter)でグループアカウントを立ち上げて活動。フォロワーは2万人を超えているので、ネット上で見かけた人も多いはず。「写真にしか見えんwwwすごすぎ」「上手いにしても絵はまだ分かる。字がなぜここまで上手いのか本当よくわからない。これ一体どう描いてるんですか?」など、写真との区別がつかない画力の高さに驚く人が続出している。美術を志す多くの学生も、デッサンラボのアカウントを認知し学びを得ているという。今回は、そのデッサン力を用いて制作された鉛筆画、アクリル画などの小作品を数多く展示する。