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「人生の手助けになるような映画になればいいな」『魔女の香水』平岡祐太【インタビュー】

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-ご自身で何か頑張っていることはありますか。

 結構オンとオフははっきりしてきました。オフの時は、メリハリをつける意味でも役者のことは考えてないというか。僕の考える役者は、役者以外のことをもっと知っていないといけないなというのがあります。例えば、本を読んだり、役者以外の友達と触れ合っていく中で学ぼうと考えています。今回の起業家の役もそうですが、役者の世界にはいない人たちなので、役者以外のフィールドで、いろんな人と接することが大事なんだと改めて思いました。相手の心を理解するという部分でも、まず相手が何をしているのかを知るところから始まるのかなと思います。

-最後に、観客に向けて一言お願いします。

 この映画は、所々に名言みたいなものが出てくるんですけど、それが、自分に刺さるところもあると思うので、羅針盤といいますか、映画を見てくれる人の、次のステップや、人生の手助けになるような、そんな映画になったらいいかなと思います。

(取材・文/田中雄二)

(C)映画「魔女の香水」製作委員会