ネットの時代、子どもたちに端末が普及してさまざまな用途で便利に使われるようになっても、本の出番はなくならない。しかし、全国の小学校の3割が図書不足だそうだ。この悲しい現実を埋め合わせする方法の一つが本の寄贈。毎年全国の小学校に「みつばち文庫」として書籍を寄贈している山田養蜂場(岡山県鏡野町)が、活動25周年を記念して今年は2500校の小学校に本を贈る。寄贈先となる小学校の募集がスタートした。
子どもたちに読書を通じて豊かな心を育んでほしいとの願いを込めて、自然環境の大切さ、人と人とのつながり、命の大切さをテーマとした書籍を選定。「みつばち文庫」として寄贈する。1999年に開始して以降、合計で全国6万7465校の小学校に73万冊以上の書籍が贈られている。応募締め切りは10月27日消印有効。サイトの応募フォーム、またははがき、ファックスで。