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17音で世界が変わる楽しさ 来年は俳句始めてみる?

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 年が改まるのを機に、何か新しいことを始めるのは楽しい。そろそろニッポンの伝統に目が向き、俳句でも始めてみようか、と思ったなら入門書だ。『やさしい俳句入門17音で世界が変わる!心がおどる!』(辻桃子・安部元気著、主婦の友社・東京)が発売された。

 17音に季語を入れるだけ、という手軽さながら、その奥深さにハマり、趣味の一つとする人が続出している俳句。この本は俳句を始めようと思っている人、上達のコツを知りたい人に向け、徹底的にやさしく説明した入門書だ。俳句ビギナーと実際にふれ合い、数多くの句を日々添削している著者のアドバイスは、分かりやすく実践的。17音で思いをどう伝えるか、世界をどう表現するか、基本のルールからステップアップのポイントまで、すぐに参考になるヒントがぎっしり。楽しみながら上達の手ごたえがつかめる。

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 また、江戸時代の有名句から最近の句まで例句が豊富だから、具体的な作句方法・ブラッシュアップの仕方のイメージがつかみやすい。何千もある季語がまとまった歳時記や、思いついた句を書き留める句帖は、俳句スタートに合わせてそろえたいもの。ビギナーさんにおすすめの歳時記、句帖などのポイントも掲載している。税込み1595円。