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年初は旧年の習慣を改めるよい機会? 「スマホ断ち」や「禅と念仏」の本発売

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 新しい年が始まり、あっという間に仕事初め。今年こそは、という意気込みが続いているうちに、旧年中の習慣を改めるためのきっかけを作ってくれる本で“読書初め”を。スマホ依存から抜け出すマニュアル、『スマホ断ち 30日でスマホ依存から抜け出す方法』(キャサリン・プライス著、税別900円)と、仏教の対照的な二つの「行」を比較した『禅と念仏』(平岡聡著、同920円)が角川新書(KADOKAWA・東京)で発売された。

 スマホ断ちは、世界34カ国以上で支持された画期的マニュアルの待望の邦訳。スマホと正しく付き合い、本来の自分を取り戻すための無理のないノウハウが紹介されている。不可欠なアイテムだけれど、スマホを無意識にのぞく無駄な時間をなくしたい、今年はデジタルデトックス、という人にぴったりだ。

 『禅と念仏』は、同じ仏教でも目指す最終到達点が異なる二つの「行」を、インド仏教研究者にして浄土宗の僧侶が最新の研究成果を用いて検証したもの。悟りか、救いか。日本仏教の全ぼうが一気に見渡せる一冊だ。

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