高校生が全国各地の森や川、海などで働く“名人”を訪ね、経験や技、思いなどを「聞き書き」して記録、発信する「第23回 聞き書き甲子園」を主催する実行委員会(農林水産省など)は、2024年6月24日まで参加する高校生を募集している。
募集人数は74人で参加費は無料。本年度は8月下旬~11月下旬に全国11地域の林業家、木工職人、漁師など自然と関わる職種の名人を訪ね、一対一で「聞き書き」し、書き起こして作品化。25年3月下旬に成果発表会を開く。
「聞き書き甲子園」は農水省のほか、文部科学省、環境省、国土緑化推進機構、共存の森ネットワークでつくる実行委が主催。2002年度から始まり、これまでに2千人を超える高校生が参加したという。
「聞き書き」取材先(11地域)は以下の通り。宮城県白石市、富山県氷見市、岐阜県関市、福井県池田町、京都府与謝野町、岡山県美作市、岡山県真庭市(蒜山、湯原地域)、大分県日田市(林材業地域)、長崎県東彼杵町、熊本県山都町、沖縄県国頭村。
詳細は「聞き書き甲子園」ウェブサイト。