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2泊3日の「みちのく至福のヘルスケア旅」 山形の温泉泊と健康リスクの把握で“人生100年時代”に備える

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 “人生100年時代”に備え、山形県内のハイグレードな温泉宿に2泊3日で滞在しながら、PET/CTによる高精度検査で健康リスクを把握する豪華な旅プランが登場する。

 東北の旅行業の老舗、山新観光(山形県山形市)が、県内の山形市・上山市・天童市の3温泉をはじめ、地域の交通機関・観光事業者・山形済生病院PET/CTセンター(山形県山形市)と協働してつくり上げた「みちのく至福のヘルスケア旅」。山形市のふるさと納税返礼品に採用される予定だ。

 旅行期間は2泊3日で、宿泊先は蔵王温泉・天童温泉・上山温泉から選ぶことができる。宿泊施設は、特徴ある四季と豊かな自然の中で落ち着いて過ごせる厳選宿の露天風呂付き客室を用意。滞在2日目に山形済生病院PET/CTセンターでドック検診(所要時間約3時間)を実施し、通常約1カ月を要するPET/CT検診・血液検査結果が即日判明し、検査結果は滞在施設で担当医師から伝えられる。

PET検査とCTスキャナによる画像を融合し精度の高い画像で診断する
PET検査とCTスキャナによる画像を融合し精度の高い画像で診断する

 到着駅と宿泊先、健診センター間の移動等は、山交ハイヤーまたは八千代交通のゆったりしたトヨタ・アルファードクラスの専用タクシーを使用し、各社選定の優良専任ドライバーが案内する。2泊3日中の食事は、朝食1回・昼食2回・夕食2回、地元山形の伝承野菜や調味料など、山形の食材にこだわったメニューを提供。2日目のドック検診終了後は、地元食材を生かした有名シェフが経営するレストランのランチに直行する。

 山形済生病院PET/CTセンターによると、PET/CTはPET検査によって得られた画像とマルチスライスCTスキャナによる画像を融合し精度の高い画像により診断する。1回(20分)で全身のがん検査ができ、1センチ程度の小さながんの診断が可能で、予想外の部位のがん発見・転移や、腫瘍の良性・悪性の判定・がんの進行度の診断ができる。放射性薬剤を投与するが、ブドウ糖に似た薬剤なので副作用の心配もないという。PETスキャンと、CTスキャンを一連の流れで行うことにより、検査時間の短縮と診断の正確さをアップした。

 「最短の検査、最長のリラックス」を目指した人生100年時代の新しいヘルスケア旅。「受けなくちゃ」と義務感が先行しがちの気が重い検診ではなく、温泉宿に宿泊して深い癒し効果を体感しながらのぜいたくな健康チェック。旅行代金は、50万円(大人1人当たり、2人で1室利用の場合、出発日・利用宿泊施設により前後する)。募集人員は2人(最少催行人員1人)、添乗員1人が同行する。詳細は専用ホームページへ。申し込み・問い合わせは、山新観光営業部「みちのく至福のヘルスケア旅」係(電話023-641-1709、土日祝のぞく午前9時半~午後5時半)。