カルチャー

子どもから大人まで、老いを楽しく詠んでみよう 「シルバー川柳」を5月いっぱいまで募集

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 全国有料老人ホーム協会(東京)が2002年から募集・表彰を行っている「有老協・シルバー川柳」。シルバー世代の第二の人生を応援しようと、高齢者の日々の生活における気付きや思いをテーマに詠んだ川柳を広く募集している。第23回の作品募集をこのほどスタート。5月31日(水)まで応募を受け付けている。

 前回は、最年長107歳から最年少9歳まで、幅広い年代から総数1万5000弱の作品が寄せられた。「実は俺 点滴、湿布の 二刀流」「猫に マイクロチップ 次は俺」「戒名に キラキラネーム 欲しい父」など時事的なキーワードをうまく織り込んだ作品、「ご飯つぶ 付いているから 食べたはず」「名所より トイレはどこだ バスツアー」「どうしましょ 三個あります マヨネーズ」など定番の物忘れ・加齢ネタ、「兄弟で ひとり薄毛の 変異株」「黙食と 思っていたら 寝てた祖父」「銭湯で 全裸の祖父が マスクつけ」などのコロナネタも。

 自作未発表の作品であれば、応募者の年齢は問わない。同協会ホームページにある応募フォームから、またははがきで応募。はがきの場合は、川柳と郵便番号・住所・氏名・年齢・性別・電話番号を明記の上、〒103-0027 東京都中央区日本橋3-5-14-7階、公益社団法人全国有料老人ホーム協会 シルバー川柳係まで。応募点数に制限はないが、はがきの場合は1枚につき3作品まで。5月31日(水)必着。

 入選作は、同協会ホームページで、敬老の日に向け9月上旬ごろに発表される。入選者(20人)と有老協賞(1人)に賞金1万円と賞状が贈られる。