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写真家が捉えた昭和のこども 明石市立文化博物館で写真展

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 第二次世界大戦の敗戦が1945年。長い歴史の中で見れば、日本は戦後まだ80年もたっていない。この写真の中のこどもたちは、今、戦争を語れる数少ない経験者として、すぐそばで暮らしているかもしれない。明石市立文化博物館では「春季特別展 写真家が捉えた 昭和のこども」(小学館集英社プロダクション・東京)が4月1日~5月14日の日程で開催されている。

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 戦争と戦後の復興期、高度経済成長期には、戦争により親を失ったり、家業の働き手として働かなければならなかったりと、この時代ならではの社会問題に直面したこどもたちがいた。街中の路上に目を移せば、元気よく遊ぶこどもたちの姿があった。特別展では、木村伊兵衛、熊谷元一、土門拳