東京・日比谷公園で「空」と「緑」をより身近に感じよう 芝生エリアの「空と緑のマルシェ」で飲食やワークショップ

　“人と人とをつなぐソーシャルマルシェ”をコンセプトに、2019年から東京・隅田川テラスで開催されてきたイベントを、東京の中心部、日比谷公園で！ 隅田川マルシェ実行委員会の主催で「空と緑のマルシェ」が、9月30日(金)から10月2日(日)の3日間、実施される。入場無料。

　会場は、日比谷公園で普段は入ることができない噴水横にある第二花壇の芝生エリア。芝生の良さを体感できるように整備され、工夫を凝らしたエリアでのマルシェ開催。みんなで集まって青空の下での会話や飲食を楽しめる30メートルの長いローテーブルは、ボランティアによる手作り。実行委員会で購入し、芝生にも映えるアイボリー色に塗装した足踏みオルガンの、郷愁を誘う音色も楽しめる。夜には、80cmほどの光る風船(ライトバルーン)を30個以上会場内に配置。すべて発電機は使用せずバッテリーを使用し、静かで優しい光に包まれる夜の幻想的な公園を演出する。

　食・物販・ワークショップを通して、さまざまな商品や体験を提供。出店数は3日間で計90点。「深川ワイナリー東京」(東京深川の下町にあるワイナリー）、「iki ESPRESSO」（清澄白河で人気のカフェ）、「ばあちゃん農場オーガビラ」(ドライフルーツ)、「¡Viva Ecuador！」（エクアドルチョコレート）、「Sai」（ピッグレザー小物）、「浅草車輌製作所」(廃棄される革を使った懐かしいきっぷを再現）、「つくりん堂」（ダンボールを使った子ども向けワークショップ）などなど。

　すべての商品や体験には、“販売する人のストーリー”が隠れている。コロナ禍や戦争･･･。人と人とのつながりが分断されがちな時代に、商品を通して生まれる共感の小さな輪を大切にしていきたいというのが、主催者の願いだ。都会のど真ん中にありながら、足を踏み入れると喧騒が遠のく日比谷公園。さまざまなコンテンツを通し、都会の中で「空」と「緑」をより身近に感じよう。

■「空と緑のマルシェ2022」

開催期間：9月30日（金）～10月2日（日）

開催時間：12時～20時(10月2日は17時まで）

会場：日比谷公園 第二花壇

最寄り駅 地下鉄 日比谷駅 A10出口、内幸町駅 A7出口、霞が関駅 B2出口