犬や猫などペットブームが続く中、岡山県真庭市は「“わんちゃんの聖地”と呼ばれる温泉施設がある」とPRしている。真庭市湯原にある「下湯原温泉ひまわり館」で、温泉のほか、土産物や食事どころなどがある「道の駅」のような“湯の駅”だという。
湯原地域は温泉どころとして知られ、米子自動車道・湯原ICから車で約5分にある「下湯原温泉ひまわり館」は、「わんちゃんが入れるペット専用の温泉がある」のが最大の特徴だ。
「ペット専用温泉」のほかにも「ドッグラン」「犬と一緒に車中泊ができる」「ジビエでつくったドッグフード」がある。ペット専用温泉は三つの露天風呂(岩風呂)で、小型犬から大型犬まで入浴可能。貸し切りで料金は1時間1570円。2匹目からは1匹780円。猫も可。
ドッグランはスタッフがDIYでつくったもので、30分800円など。車中泊施設(RVパーク)は1泊1台2500円。ドッグフードは地元産ジビエを使った鹿肉コロッケや鹿肉のそぼろ丼、GBAバーガーなどを提供している。
真庭市は「ペット専用温泉も本物の温泉で、アトピー性皮膚炎や慢性消化器病など、さまざまな症状にも適応しているので、わんちゃんの“湯治”として来る人もいる」と説明している。