宮城県亘理町で9月30日に「東北未来芸術花火2023」 花火と音楽がシンクロ

　昨年の初開催で涙を飲んだイベントがリベンジ！ 日本の伝統的な花火と音楽をシンクロさせた花火大会「東北未来芸術花火2023」(東北未来芸術花火実行委員会)が、宮城県亘理町の鳥の海公園特設会場で9月30日(土)に開催される。

　会場となる宮城県亘理町荒浜地区の「鳥の海公園」は、東日本大震災による大きな津波被害の跡地に造られた。広大な大地にデザインされた復興の象徴として、さまざまな人が手を加えながら日々進化をしている。荒浜地区の多くの人の思いが詰まった場所で、東北の復興・発展を目指した市民参加型の持続可能な地域創生イベントとして開催される花火大会。

食イベント

　昨年6月11日に初開催。人口約3万人の亘理町に約1万2千以上の観客が集い、約190人のボランティア・50社の協賛企業に支えられて花火が打ち上げられた。しかし、そのほとんどは分厚い雲に飲み込まれてしまった。今年は開催時期を9月に見直してのリベンジとなる。

ボランティア活動

　壮大な鳥の海公園を会場に、海に向かって打ち上げられる花火と、アップテンポな楽曲からバラードまで緩急織り交ぜ鳴り響く楽曲が共演する。「芸術花火」実現への再挑戦に思いを込めた映像も制作している。チケット一般販売は9月28日(木) からだが、早割販売、超早割販売もある。詳細は同イベントの公式ホームページで。

会場