カルチャー

家庭に眠る食品を必要な場所へ 横浜市・そごう横浜店の「フードバンクかながわ フードドライブ」

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 お米や乾麺、缶詰、レトルト食品など、家庭で余り、使いそびれている食品がないだろうか。それらを集め、子ども食堂や福祉施設などに届ける「フードドライブ」の取り組みを、そごう横浜店(横浜市)とフードバンクかながわ(横浜市)が連携して行う。

 7月28日(金)10時~17時限定で、そごう横浜店地下2階の日比谷花壇横に回収場所を設置する。提供できる食品は、「常温で保存できるもの」「開封されていないもの」「賞味期限が明示され、残り2カ月以上あるもの」。喜ばれる食品は、主食になる米(前年産も可)・麺類(そうめん・パスタなど)・栄養補助食品・カップめんや、缶詰め・のり・お茶漬け・レトルトカレーなどのほか、菓子・ベビーフード・ミルク・飲料・調味料・食用油など。対象外となるのは、アルコール類、生鮮食品・冷凍・冷蔵食品、包装が破れているもの、賞味期限まで2カ月未満のもの、賞味期限の記載がないもの。

 「フードバンク」は、消費するには十分安全であるにもかかわらず廃棄されてしまう食料品を、個人や団体・企業から無償で提供してもらい、行政・社会福祉協議会・支援団体を通じて、食の支援を必要とする人たちへとどける活動・団体。公益社団法人フードバンクかながわは、神奈川県内の生協・労働団体・JA・市民団体12団体で構成され、食料支援活動を行っている。