カルチャー

“見えるお金と見えないお金”の違いを知ろう 小学生対象に、親子で学ぶマネーリテラシー学校

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 オンラインのVisaプリペイドカード「バンドルカード」を提供するカンム(東京)は、「夏休み!親子で学ぶ、マネーリテラシー学校~小学生対象の金融教育セミナー~」を8月22日(火)の13時~14時30分に東京・恵比寿の同社で開催する。

 小学1~6年生対象で、テーマは「電子マネー」。キッズマネースクール認定講師から、クレジットカードや○○ペイなどの電子決済に関して 「見えるお金と見えないお金」の違いを知ってお金を正しく使う知識を楽しく学ぶ講座。同社は、小学生が、電子マネーでお金の感覚が分からず使ってしまうなどの事例を受け、「直接手に触れられない電子マネーのお金の価値をどう教えるか」という課題を重視。「電子マネーや金融サービスの正しい知識を身につけてもらうことや、お金との付き合い方を学び、将来お金にまつわる適切な判断ができるきっかけ作りにしてもらう。

ストーリーで学ぶ!「浦島太郎」を題材に、子どもたちに電子マネーとは?を教える
ストーリーで学ぶ!「浦島太郎」を題材に、子どもたちに電子マネーとは?を教える

 まずは「浦島太郎」のストーリーを題材に、子どもたちに「電子マネーとは?」を解説。物語は主人公である浦島太郎が竜宮城に行き、帰りがけに竜宮城から電子マネー“竜宮カード”をもらう場面からスタート。浦島は恐る恐る“竜宮カード”を使い、便利さを体験したのもつかの間、「残高不足」に遭遇してしまう。電子マネーは「うちでのこづち」のような道具ではなく、使ったら無くなってしまうことを実感できるストーリーを寸劇形式で子どもたちに届ける。

仮想の遊園地で、子どもたちが実際に電子マネーを体験
仮想の遊園地で、子どもたちが実際に電子マネーを体験

 子どもたちが遊びを通じて電子マネーの仕組みを学べるアクティビティも用意。500円をチャージさせたカードを渡し、電子マネーのみが使える設定の仮想の遊園地で、子どもたちに電子マネーを使ってもらう。チャージが必要になれば、おもちゃ銀行の500円を持ってきてもらい、チャージし、また遊園地へ。遊びの中で「電子マネーは無限に使えるわけではない」ということを体験する。また、“お金は限りあるもの”ということをより実感してもらうために、現金1000円分の1円玉を実際に持ってお金の重みを知ってもらう。

 参加費無料。定員10組20人。保護者1人対し複数名の子の参加も可能。申し込みはイベント情報サイトPeatixから。