「グリコ・森永」「阿部定」「三億円」「よど号」「口裂け女」――。昭和の御世を彩った有名すぎる怪事件・珍事件の“真相”に迫る前代未聞のコミック事件簿が登場。ドリヤス工場氏による『昭和怪事件案内』 (文藝春秋コミック編集部)が、1月23日(火)に発売される。
週刊誌編集部を舞台に、新人男性記者と先輩女性記者がコンビを組み、昭和の時代に起きた怪事件の、セピア色に染まった“真相”に迫る。昭和元年(大正15年)12月25日に起きた「光文」(新元号誤報事件)から始まり、「阿部定」「津山三十人殺し」など第二次大戦前の猟奇事件、「帝銀」「下山」など連合国軍による占領期の難事件、「三億円」「グリコ・森永」など未解決事件、「口裂け女」「エリマキトカゲ」など珍事件まで、64年にわたる昭和の御世に起きた怪事件を総ざらいする。
怪事件・未解決事件・珍事件でたどる昭和グラフィティ。ドリヤス工場氏は、「誰もが名前は聞いた事のある有名な事件や出来事を通して昭和の歴史が見えてくるような本を目指しました。懐かしく思える人も、新しく知りたい人も楽しめる本になれば幸いです」とのメッセージを寄せている。B6判、税込み935円。文藝春秋公式YouTubeでスペシャル動画を公開している。
【同書で取り上げる昭和の怪事件30】
光文/煙突男/大森銀行ギャング/白木屋火災/忠犬ハチ公/阿部定/恋の樺太逃避行/津山三十人殺し/ひかりごけ/接吻映画/帝銀/下山/金閣寺放火/アナタハンの女王/太陽族/南極犬タロとジロ/永仁の壺/名張毒ぶどう酒/金嬉老/三億円/よど号/目玉男/グアム島の横井さん/あさま山荘/金大中/ロッキード/口裂け女/グリコ・森永/エリマキトカゲ/机「9」文字