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中東初のチームラボボーダレス 世界遺産ジッダ歴史地区で建設進行中

中東初のチームラボボーダレスが、世界遺産ジッダ歴史地区にオープンする。©︎  JHD Photography
中東初のチームラボボーダレスが、世界遺産ジッダ歴史地区にオープンする。©︎ JHD Photography

 あの没入体験は、どこに行っても人気だ。さまざまな分野の専門家が作るデジタルアートが話題の「チームラボボーダレス」が、サウジアラビアの世界遺産ジッダ歴史地区にオープンする。現在、建設が進んでいる。中東初のチームラボボーダレスだ。

 チームラボとサウジアラビア王国文化省の共同プロジェクトで、ジッダ歴史地区の歴史的・文化的な都市中心部を、王国の多様な歴史を反映した活気ある文化中心地として保存することを目指している。紀元前にまでさかのぼる文明の痕跡のある歴史都市。延床面積約1万平方メートルに及ぶ予定のチームラボボーダレス ジッダは、ジッダ歴史地区を見渡すアルバイン・ラグーンのほとりに常設される。

 “境界のないアート群による「地図のないミュージアム」”といわれるボーダレス。2018年6月にオープンした東京・お台場のチームラボボーダレスは、年間来館者数230万人を超え、また、単一アート・グループとして世界で最も来館者が多い美術館として世界記録に認定されている。 中東初のチームラボボーダレスのオープン時には、独立しながらも複雑に関係し合う50以上の作品群が公開される予定だ。