カルチャー

復興の願いを込めて 7月6・7日に「七夕まつりin輪島」開催

 年頭の震災から半年以上が経っても、まだまだ厳しい状況に置かれている能登地方。だが、被災地にも夏を楽しめるイベントは必要だ。地域の絆を取り戻し、少しでも明るい気持ちになってほしいと、7月6日(土)・7日(日)に輪島キリコ会館で「七夕まつりin輪島」がグリーンコープ共同体(福岡市)などの後援で開催される。

 地元石川県と神奈川県から約30の団体が参加し、飲食や物販、輪島吹奏楽団をはじめとするステージイベントを開く。また、子どもから大人まで一緒に遊べる移動式の遊び場や、能登の木で作るおもちゃのワークショップも実施する。七夕の短冊に願いごとを、メッセージボードにそれぞれの思いを書き込み、今後の災害支援活動や能登のイベントで活用していく予定だ。

  市外県外からは、能登地方へ行くことを遠慮してしまうという声もまだ多いというが、七夕まつりのテーマは「やりたいからやる、行きたいからいく」。復興を心から願うのなら 、応援したいという思いにふたをする必要はないのかもしれない。