カルチャー

筑前の小京都・秋月で大人のひな祭り 重陽の節句「後の雛」

 9月9日は重陽の節句。無病息災、長寿を祈願する日だ。この日におひなさまを飾る慣習がある。「後の雛(ひな)」1484200308130/index.html(筑後地区観光協議会・福岡県久留米市)だ。福岡県朝倉市では、秋月城跡長屋門前に600体のひな人形を飾って“大人のひな祭り”を楽しむ。

 四季折々のさまざまな自然の風景、城下町としての歴史をつむいできた筑前の小京都・秋月。毎年2〜3月にかけて朝倉市では「古都秋月雛めぐり」を開催している。その前準備として重陽の節句に行う「後の雛」。江戸時代に健康と長寿の祈願として親しまれた風習を受け継ぎ、紅葉を前におひなさまが秋月を彩る。開催時間は10時~15時で雨天中止。