中部山岳国立公園・立山にあり、富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」。その主要運輸会社である立山黒部貫光(富山市)では、日本で唯一残るトロリーバス「立山トンネルトロリーバス」が11月30日(土)に最終運行となる記念イベントを、第1弾~第3弾の3回に分けて実施している。
「鉄道の日」の10月14日(月・祝)からは、ラストラン記念イベントの第3弾を実施する。初日の14日には、富山県出身の女優・瀧内公美さんが立山黒部アルペンルートの「1日駅長」に就任する。
瀧内公美さんは、1989年10月21日生まれ。富山県出身。2012年から女優活動を開始、映画『グレイトフル・デッド』(14年)で初主演。『日本でいちばん悪い奴ら』(16年)で注目され、以降、数々の映画、ドラマ、舞台などで活躍。現在は大河ドラマ『光る君へ』(NHK)、舞台『夫婦パラダイス~街の灯はそこに~』(9月22日~23日・穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホール、9月26日~27日・森ノ宮ピロティホール)に出演中。
「1日駅長」就任イベントは、11時~15時に室堂(メイン会場)、大観峰、黒部平で。駅長就任式、改札・発車合図等駅長の業務実施、大観峰・黒部平視察などが行われる。
当日は、このほかにも、バックヤードでの運転士や整備士によるトロリーバスの紹介、記念撮影などを行う「第4回メモリアルバックヤードツアー」(事前応募制、応募期間終了)や、トロバス部品の販売会(受付/10時~12時、販売会/14時30分~16時、先着50人)なども実施する。